工学府知能情報システム工学専攻1年のAn Zizhenさんが2025 International Conference on Advanced Mechatronic Systems (2025 ICAMechS)「Best Paper Award」を受賞
2025年10月20日
工学府知能情報システム工学専攻1年のAn Zizhenさんが、2025年9月21日に2025 International Conference on Advanced Mechatronic Systems (2025 ICAMechS)「Best Paper Award」を受賞しました。
■受賞名
「Best Paper Award」
■受賞者
An Zizhen（アン シシン）さん
工学府?博士後期課程 知能情報システム工学専攻1年（受賞時：博士前期課程１年）
China 2019年度卒業
共同受賞者：Haoming Zou さん
共同受賞者/指導教員：工学研究院 先端電気電子部門 鄧 明聡 教授
■受賞概要
●テーマ：「Stability Analysis in Normalized Right Coprime Factorization Using Neural Network」
●内 容：現在、右既約分解（Right Coprime Factorization, RCF）に基づく制御手法は、多くの分野に応用されています。しかし、RCF構造は主に入出力安定性に焦点を当てており、状態空間で実現された複雑なシステムを考慮する際には不十分である可能性があります。本研究では、正規化右既約分解（Normalized Right Coprime Factorization, NRCF）に基づくフィードバックシステムにおける入出力および状態の安定性解析を行います。具体的には、与えられた不安定なプラントを制御対象とし、ニューラルネットワークを用いてハミルトン–ヤコビ–ベルマン（HJB）方程式の近似解を導出して、NRCFフィードバックシステムを構築します。さらに、NRCFの安定性を解析し、提案するシステムの入出力および状態の安定性を証明できます。
●受賞日：2025年9月21日
●参加学会等：2025 International Conference on Advanced Mechatronic Systems (2025 ICAMechS)
https://web.tuat.ac.jp/~deng/ICAMechS2025/icamechs2025.html（大会ページ）
